明治 有田焼 大日本肥碟山信甫造 上絵金彩柘榴絵 8.5寸皿

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江戸期1840年~明治期1870年に作成された田代紋左衛門の上絵金彩柘榴絵の8.5寸皿を出品します。 有田焼において本格的にブランド銘を入れ始めるのは、江戸末期1840年以降の豪商であった久冨与次兵衛の「蔵春亭 三保」です。後に有名なブランド銘をもつものが、久冨与次兵衛の後に貿易許可を得た豪商 田代紋左衛門の「肥碟山信甫」です。肥碟山というのは肥前の皿山を表し、有田を意味しています。こういったブランド銘を入れるようになったのは一手販売の輸出品であることを明示する必要があった為です。香蘭社も深川栄左衛門により明治8年まで肥碟山銘が入りました 。 こちらの本作品は全てが上絵にて絵付されていることが気付くべき箇所です。呉須による染付が使われておらず、全てが上絵と金彩で絵付されています。また緑色の雲は酸化クローム、葉の黒色は酸化ウランと現在では使用できない絵の具を使っています。 柘榴と吉祥なうえ、デザイン、構図も良いものです。 銘に「大日本肥碟山信甫造」より1856年頃に制作されたものであると推測します。 今から150年~180年程前に作成されたもののため、保存状態は良品と思います。割れ欠けといった瑕疵もございません。田代紋左衛門の作品が市場にでることはありますが、たいていは駄作が多く、このレベルの上手のものは滅多にありません。 それは田代紋左衛門が製作依頼をした下請け次第が理由です。田代紋左衛門は貿易商の為、有田平戸など様々な窯元へ製作依頼を行っています。中には香蘭社設立前の8代 深川栄左衛門へ依頼していたものもあり、そういったものは素晴らしい作品となっています。現に田代紋左衛門の銘をもつ深川栄左衛門作品を保有しておりますので、今回の本作品も絵付から深川栄左衛門へ依頼したものと思われます。 ありがちな金彩のスレは若干ありますが、上絵の剥げやパステル調の鮮やかなピンク色などの剥げはなく酸化クロームによる雲海の緑色も極めて良好な保存状態です。 寸法は24.5cm×高さ2.5cmです。 よろしくお願い致します。
カテゴリー:
ホビー・楽器・アート##美術品・アンティーク・コレクション##工芸品
ブランド:
アリタヤキ
商品の状態:
未使用に近い
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らくらくメルカリ便
発送元の地域:
未定
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ブランド
有田焼

Update Time:2025-04-16 03:51:06

明治 有田焼 大日本肥碟山信甫造 上絵金彩柘榴絵 8.5寸皿

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