上作十手か戦国兜割りです。 これ以上長い十手はあまり見たことがなく長さは59センチありその分重さもあります。 そして当時に実際に使用した打痕の形跡もあるのでこれで叩かれた人は相当痛かったかと思います。 ここまで彫刻がされて作り込みが良い物は相当位が上の人しか使用できないはずです。 本来なら先が尖っていますがもしかすると十手特有の返しが無いので兜割りと言われるもので武将を頭から兜ごと叩いて脳震盪させたものかのどちらかです。 江戸時代もしくは戦国時代からの経年変化で鉄の黒錆びも良くでていて表面をコーティングされているので大敵の赤錆もこれ以上はでないと思います。 まるで日本刀のような貴重な十手もしくは兜割りです。 マニアにはたまらない物だと思います。 宜しくお願い致します。